内視鏡検査室写真9/1に開業となり、ホッとする医療を順に提供できてきています。
続々と内視鏡の予約が入っており、今週はすでにいっぱいになりました。
内視鏡検査はそこまで焦らなくていい検査の一つです。症状が有ればこの限りではありませんが、当日すぐにしないといけない方はごく一部です。

ところで、皆様、検診と健診の違いはご存知ですか?
検診は有名なところで、がん検診があります。
体の中にある病気が存在していないかを見る検査ですね。
これは照準を合わせた銃というと少し語弊がありますが、沢山の方に検査していき、その病気による死亡率が下がったという証拠(エビデンス)があるものがほとんどです。
健診はどうでしょうか?どちらかというと、数うちゃあたる作戦です。
こちらはどれという狙い撃ちをしていません。
どちらもそうですが、流れ弾が自分に当たることもあります。検査の偶発症ですね。

皆様が症状があり、検査を受ける際は保険証を使った検査を。
症状がないけど、がんに照準を合わせて検査したいという時はがん検診を。
症状がないけど満遍なく調べたい時は健診を。

当院では上記のどれも対応しております。
胃カメラはがん検診としての役割も担っています。

もちろん胃の症状がある方は保険証を持参して検査できます。

大腸もそうですね。便に赤いのがつくとかは絶対一度は大腸カメラをするべきと考えます。
病気が見つかったら怖いというのもわかりますが、何もなかった時に患者さんが安堵の顔をされるのはこちらとしても嬉しい限りです。
ホッとする為に僕らの協力は留まることがありません。

疑問に思った些細なことも聞かせて下さい。
まずはお話しから聞かせて下さい。

キレイな内視鏡室でお待ちしています。

とし内科
院長 田中稔之