太子町・網干駅最寄りの『とし内科』です。咳、頭痛等の風邪関連症状など幅広く総合診療を行います。胃痛、腹痛、便秘、おなかの違和感、胸やけ、胸の痛み、のどが詰まる等の診療や、胃カメラ、大腸カメラ検査にも対応いたします。
内科とおなかのクリニックブログ

糖尿病内科

糖尿病の治療は甘いものを全く食べないようにする。。。ではないですよ。

色々な糖尿病のページを見てからこちらにたどり着いた方もいらっしゃいますでしょうか。
多すぎる情報に惑わされつつ、ご自身に合うページにたどりつくのは難しいですよね。
一度さっと目を通して頂ければ、ちゃんと治療した方がいいことがわかると思います。
よろしくお願いしますね。

皆様こんにちわ。
とし内科院長の田中稔之(たなかとしゆき)です。

こちらのページでは、

をお送りします。

糖尿病とは何か?

みなさまの認識では糖尿病は一体どんな病気という認識でしょうか。

  • 運動不足でなる病気
  • 甘いものでなる病気
  • 遺伝がほとんどじゃない?
糖尿病とは何か?イメージ

それぞれのご意見をいただきました。
みなさま正解でございます。

いずれに関しても正しいと言えます。
ただ、一つだけ違うのがありまして。
1つだけということはないということです。

生活習慣病の中でも糖尿病は大変複雑な経路をえて、血管や神経の病気に至ります。
少し難しい、ある糖尿病学会での見解では。。。

インスリン分泌低下やインスリン抵抗性をきたす複数の遺伝因子に、 過食(特に高脂肪食)・運動不足などの生活習慣、及びその結果としての肥満が環境因子として加わり発症する。

ですので、甘いものに限らない。運動不足に限らない。
いろいろな全ての生活の要因が絡まっている代謝の病気なのです。

食事を食べた後、腸が吸収して、血糖値が上がって、血糖値を下げるインスリンというホルモンが頑張るけど、その力及ばずに血糖値を上げ切ってしまう。その後に生じていく血管がやられたり、神経がやられたりを食い止めるために糖尿病の治療を行っていくのです。

当院での糖尿病の治療は何を原則として行っているか?

「小さなことからコツコツと!」

「効率よく人生を明るくしていく」

この二つです。
一つとは芸人の西川きよしさんの名言で、
もう一つは医師の言葉です。

当院の糖尿病の治療はこの二つをまずはかかげさせてもらってから治療の方針を組み立てていくようにしています。

カロリーを制限する。

すなわち好きであろう食べ物を食べないようにするということはある程度としています。
ですので、治療は~をやめる。
あるいは減らしていくということを『できる範囲でコツコツと』

吸収効率が良かったりする食べ物は何か?

これだけは止めてくださいという、糖尿病を一気に悪くしてしまう食べ物は何か?
それだけでだいぶ悪くなるものをやめて、『効率よく糖尿病を治療する』

こういった工夫で当院の糖尿病診療は成り立っています。

当院では維持できない食事制限は指示しません。支持もしません。
効率のいい食事制限を提案し、個々人にあった治療方法を提案いたします。

とし内科での通院においての特徴

当院の糖尿病内科の特徴は次の通りです。

Ⅱ型糖尿病の診療に対応

とし内科では生活習慣病のなかのⅡ型糖尿病の診療に対応しております。
食事療法はもちろんのこと、内服での治療、週1回で済む自己注射などの選択肢から行いやすいもの、無理なくできるもの、コンプライアンスを考慮して処方を行っていきます。

インスリン療法対応

当院では薬物療法としてインスリン注射治療に対応しております。
インスリン治療の導入は入院などにより行うべきであるため、当院では行っておりませんが、その後アフターフォローはお任せください。
インリン注射、針の管理、アルコール綿など含めて対応させていただきます。

WEB予約可能

当院ではWEB予約に対応しております。24時間お好きな時間で診療予約を行うことができます。
また現在は飛び込みでの来院にても受付を行っております。
その際は呼ばれそうな時間帯を再度案内させていただきます。

医師、栄養士、看護師と一緒に治療

当院では食事療法、運動療法、薬物療法といった治療方法を行っております。 ご希望の方には栄養指導も行います。患者様一人ひとりに合わせた治療方法を医師が提案し、栄養士さんにチェックしてもらいつつ、看護師さんに薬剤などの確認も行ってもらう一連の流れにて治療を行います。

糖尿病の合併症マトメ~重要なものを特に4個チョイス~

糖尿病はゆっくりと進みます。
症状はご自身では感じにくいです。
自覚がなく合併症が進んでしまう…というケースも少なくありません。
合併症は三大合併症(細小血管症)と動脈硬化(大血管障害)に区分することができます。
細小血管障害である、網膜症、腎症、神経障害の三大合併症のほか、動脈硬化が進行して発症する心臓病や脳卒中などがあります。

糖尿病網膜症

糖尿病が進行することで発症する目の病気です。網膜症は緑内障とともに失明の原因となる疾患の一つとなっております。初期症状が分かりにくいため、初期段階で発見するためにも定期的に眼科を受診することをお勧めいたします。

糖尿病腎症

血糖値の高い状態が長時間続くことにより、腎臓の糸球体(毛細血管の塊)が動脈硬化で壊れ、腎臓の重要な機能の一つである「ろ過機能」が働かなくなることで生じる疾患です。症状としては、むくみ、息切れ、胸苦しさ、食欲不振などがあります。発症原因は不明ですが、少しでも気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。

神経障害

高血糖が続くことで、末梢神経に異常をきたして不必要な物質を溜めてしまったり、神経に栄養を与える血管を傷つけて血流が低下したりすることで、神経の働きを阻害してしまいます。結果として、しびれや痛みを感じたり、逆で感覚がなくなったりする状態を引きおこします。

大血管障害

いわゆる動脈硬化症といわれるもので、動脈の壁が厚くなったり固くなることで、血管本来の働きや構造が悪くなってしまう病変をさします。血糖をコントロールし、高血圧の改善、脂質異常症の改善、禁煙が大切です。

これらが進まないようにしないとダメなのですが、まずは健康診断等で糖尿病の可能性の指摘を受けた方や、糖尿病だとわかっているものの、治療がまだ出来ていない方はまずは一度当院を受診ください。
健康診断などからのまずは一歩ということが一番大きなものになります。

糖尿病セルフチェック!~あなたは大丈夫?糖尿病~

健康診断にいくのも、めんどうである。
採血検査はやっぱり抵抗あるな。。。という方は一度こちらもチェックしてくださいね。

兎にも角にもまずは現状把握!
セルフチェックを用意しましたので、一度ご覧ください。

  • 健康診断の血糖値が高め
  • 喉が渇く

この辺りは有名な所です。続きます。

  • 味の濃いものや脂っこいものをよく食べる
  • 日常生活で運動をほとんどしない

皆様の生活習慣、大丈夫ですか?

  • すぐに疲れてしまう
  • いつもだるい

糖尿病であることが認識できない可能性も出てきます。

  • 10年前と比べて最近太ってきた
  • 食事を摂っているのにお腹がすく
  • ちゃんと食べているのに体重が減ってきた

体重が普段とちがう動きをすると糖尿病の可能性がありますよ。

  • 尿の量が多い気がする
  • 目がかすんで見にくい

身体、全身の各種臓器の合併症が出ている可能性もありますね。

  • 家族や親戚など、血縁の方に糖尿病の人がいる

やはり遺伝的な側面もあり、特に何も感じていない状態でも検査をうけるべき方がいます。

『糖尿病セルフチェック!~あなたは大丈夫?糖尿病~』の方はいかがでしたでしょうか?
糖尿病に気づく、注意する、意識しておくこれらの治療が先ほどの合併症から遠ざかる方法でもあります。
一つでも〇がついた方は一度当院までご相談にいらしてくださいね。

著者

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院長

田中 稔之(たなか としゆき)

[ 資格・所属学会 ]
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医

診療時間
 9:00~12:00
15:00~18:30

※12:00〜15:00:検査・訪問診療
※お盆休み、正月休みは別途告知致します。
※急な休診につきましてはホームページ、各種SNSにて通知致します。

休診日木曜、土曜午後、日曜、祝日

患者様専用電話

TEL 079-277-1005
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〒671-1523 兵庫県揖保郡太子町東南344-6

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