こんな体重減少は要注意
- ●短期間で急に体重が減った
- ●食欲不振ではないのに体重が減っている
- ●倦怠感や疲れやすいなどの症状を伴う
- ●便秘や下痢など、お腹の調子が悪い
- ●微熱が続く

ダイエットをしているわけではないのに体重が減ってきた場合、もしかすると何かのサインかもしれません。
健康的な体重減少であれば心配ありませんが、意図しない体重減少は、体に何らかの異常が起きている可能性も考えられます。
とし内科 太子本院では、体重減少の原因をしっかりと特定し、適切なアドバイスや治療をご提供いたします。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
体重減少の原因となりうる病気
体重減少は、様々な病気の兆候である可能性があります。主に内科・消化器系の病気の場合以下の可能性があります。
消化器系の病気
●胃がん、大腸がんなどの消化器がん
食欲不振や消化吸収不良により体重が減少することがあります。
●吸収不良症候群
腸からの栄養吸収がうまくいかず、体重が徐々に減少します。
●慢性的な炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎など)
炎症による食欲不振や栄養吸収不良を引き起こします。
●胃潰瘍、十二指腸潰瘍
痛みによる食欲不振で体重が減少することがあります。
内分泌系の病気
●糖尿病
血糖コントロールがうまくいかないと、体重が減少することがあります。
●甲状腺機能亢進症
代謝が異常に活発になり、体重が減少します。
●副腎機能低下症
食欲不振や消化不良を引き起こし、体重が減少することがあります。
体重減少を放置することの危険性
また、体力低下や免疫力低下を招き、他の病気にかかりやすくなることもあります。
「ただ痩せただけ」と思わずに、気になる症状があれば早めに当院にご相談ください。
病院受診の目安
体重が減るだけであれば「少し痩せただけかな?」と安易に考えがちですが、下記のような体重減少は、自己判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。
- ●1ヶ月に2kg以上、または3ヶ月に5%以上の体重減少があった場合
- ●体重減少に加えて、強い倦怠感、疲れやすさを感じる場合
- ●食欲は変わらないのに体重が減っている場合
- ●便秘や下痢が続く、お腹の調子が悪いといった消化器症状がある場合
- ●微熱が続く場合
- ●咳や息切れがある場合
- ●動悸を感じる場合
- ●皮膚にかゆみや発疹が出ている場合
当院の検査・診断の流れ
- STEP1丁寧な問診
- いつから、どのように体重が変化したか、他に気になる症状はないかなど、詳しくお話を伺います。また必要に応じて各種検査も行います。
- STEP2身体診察
- 体重測定、BMIの算出、全身の状態などを確認します。
- STEP3血液検査
- 貧血、炎症反応、肝機能、腎機能、甲状腺機能、血糖値などを調べます。
- STEP4尿検査
- 腎臓の状態や糖尿病の可能性などを調べます。
- STEP5画像検査
- レントゲン検査、超音波(エコー)検査、CT検査などを行います。
- STEP6内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
- 消化器系の病気が疑われる場合に行います。
必要に応じた検査結果をもとに、体重減少の原因を特定し、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療をいたします。
管理栄養士によるサポートも充実
とし内科 太子本院には、管理栄養士が在籍しており、患者様の状態に合わせた栄養指導や食事に関するアドバイスを行っています。体重の増減に関して、栄養面からも患者様の健康をサポートできることは、当院の大きな特徴です。
- ●食生活のヒアリングと課題の明確化
- ●個別の食事プランの作成と指導
- ●調理方法や食材選びのアドバイス
- ●栄養補助食品の活用方法
急な体重減少で不安な方はとし内科 太子本院まで
「最近、体重が気になる」「体調が優れない」など、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。早期発見・早期治療が大切です。