こんな症状でお困りではありませんか?
- ●便に血が混じっている
- ●トイレットペーパーに血がついている
- ●慢性的に便秘を繰り返している
- ●お尻から出血する
- ●排便時に肛門が痛い
- ●みぞおち周辺が痛い
- ●下痢である
- ●腹部膨満感がある
血便・下血症状の方は直ちに医療機関を受診しましょう
『お尻から赤い物がでるというのは即刻大腸カメラ検査の対象になります。』
下記はすべて間違った認識になりますよ。まさか、、、あてはまってませんよね?
- ●痔があるから、検査しなくていい。
- ●赤いのが出たのは一度だけだった。
- ●こないだ健康診断で便の検査が大丈夫だったから、大丈夫。
全てウソの情報です。
その辺の医者が言っていたとしてもウソです。
ウソをいう医者がいくらでもいることに気づきましょう。
さらにいうと、便潜血反応陽性も即座に検査すべきです。
お尻から赤い物がでてくるのは、
『大腸の中に出血するレベルの大きな病気が隠れているかもしれませんよ!』
という身体のサインです。
言い換えると
『大腸癌があるかもしれませんね。ヤバいかもしれませんよ。』
ということです。
煽るばかりで申し訳ないのですが、
この事実を知らない患者さんが間違った情報を頭に入れて来院して、検査を断って帰られる患者さんが少なからずいて、院長はびっくりしています。
検査をやらなかった後悔はどうすることもできないのですから。
血便・下血症状は、命の危険を及ぼす可能性があります。
上記の症状に一つでも当てはまる場合は、直ちに医療機関を受診し、正しい判断のできる医師の診断を仰ぎましょう。
ご自身の判断で放置したり我慢したりしてしまうことは非常に危険です。
血便の種類
肛門から血が出るといっても、その種類は様々です。
「血便」とは形状のある便に血が混じっている状態を指し、「下血」とは血液そのものや血液成分が出る状態を指します。
出血箇所が肛門から遠ければ遠いほど、酸化により血液は黒みを帯びた色になります。
「血の色」がわかることで、出血箇所の推定が可能になり、疾患の予測ができるようになります。
血の色を把握することで診察時の参考になりますので、ぜひ血の色を医師にお伝えください。ご自身で判断しかねる際には、スマートフォン等で写真をとり、診察の際にお見せください。
鮮血便
鮮やかな赤い血液です。肛門やその付近から出血している場合がほとんどで、肛門からの出血は「痔」である場合が多いです。
粘血便
粘血と血液が混ざった赤い便で、いちごジャムのような血便が特徴です。
暗赤血便
便の色は赤黒く、消化液と混ざった便を指します。大腸の奥から出血した可能性が高いです。
黒色便(タール便)
文字通り「真っ黒」な便のことを指し、海苔のようにドロドロしているのが特徴です。別名、タール便とも言われます。黒色便が確認できる場合は、胃の周辺で出血している可能性が高いです。
血便・下血の代表的な疾患
- ●大腸がん
- ●胃がん
- ●胃潰瘍
- ●十二指腸潰瘍
- ●小腸潰瘍
- ●潰瘍性大腸炎
- ●クローン病
- ●虚血性大腸炎
- ●大腸憩室出血
- ●大腸ポリープ
- ●いぼ痔
- ●切れ痔
- ●痔ろう
- など
血便・下血症状の方は直ちに医療機関を受診しましょう
検査方法
●胃カメラ検査
経口や経鼻からカメラのついたスコープを挿入し、胃や食道、十二指腸の内部を直接検査することで異常の有無を調べることができる検査です。胃痛症状の原因を調べることが可能です。
胃カメラ検査と聞くと、不安や驚きを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、当院では苦しくない検査を行っておりますのでどうぞご安心ください。
●大腸カメラ検査
血便・下血症状の患者様には、大腸カメラ検査を実施していただく可能性が高いです。重篤な疾患である可能性もありますので、専門医がしっかりと検査を行います。 大腸カメラ検査ときくと、不安や驚きを感じる方が多いかと思いますが、当院では苦しくない大腸カメラ検査を行っております。
胃カメラ検査と聞くと、不安や驚きを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、当院では苦しくない検査を行っておりますのでどうぞご安心ください。
血便・下血の際は当院へお越しください
血便・下血症状を確認した場合には、直ちに専門の医療機関を受診するようにしてください。重い疾患だった…という状態を防ぐために、ぜひご自身の体調の変化を見逃さないようにしましょう。
血便・下血症状でお困りの患者様は当院の消化器専門外来にお越しください。医師やスタッフが丁寧に対応させていただきます。