大腸がんの主な原因は「生活習慣の乱れ」です
1.大腸がんとは
大腸がんとは大腸の最も内側にある粘膜にできるがんのことを言います。
既にご存知の方も多いかと思いますが、日本国内における大腸がんによる死亡者数は年々増加傾向にあります。
大腸がんの発症原因のほとんどがポリープを放置することにより癌化してしまうというものだと言われております。
死亡者数の多い大腸がんですが、定期的に検査を行い早期発見により、完治可能な疾患ですので、ぜひ「じぶんごと」と捉えて最後までお読みいただければと思います。
2.大腸がんのリスク因子
大腸がんのリスク因子には次のようなものがあると考えております。
- ●加工肉の過剰摂取
- ●バランスの悪い食事・偏食
- ●飲酒
- ●喫煙
- ●運動不足
- ●睡眠不足
- ●ストレス
- ●肥満体型の方
- ●親族にがん患者がいる方
- ●40歳以上の方
上述のように、大腸がんの主な原因は「生活習慣の乱れ」です。
上記内容が一つでも当てはまる方は、大腸がんのリスクがあると考えられます。定期的に健康診断や検査を受けるように心がけましょう。
ご自身の生活習慣を振り返っていただき改善が必要な方におかれましては、できるところからで構いませんので、是非改善に努めましょう。
なお一般的に40歳を超えた方は、大腸がんに関わらず病気のリスクが高まると言われておりますので積極的な検査を推奨いたします。
3.大腸がんの症状
大腸がんの初期症状はほとんど感じず、無症状のまま進んでいくことが多いとされております。
代表的な症状には、血便、便秘、下痢、腹痛、便が細くなる、残便感、貧血、嘔吐などがあります。ただ症状が出始めたころには、既にがんが進行している可能性もありますので、症状が出た際には速やかに医療機関にかかりましょう。
自覚症状がなく気づいたらがんが進行してしまっていた…という悲しい事態を避けるためにも、検査をしっかりと受けましょう。
4.大腸がんの検査方法
大腸がんの検査方法には大腸カメラ検査というものがあります。
カメラのついたスコープを肛門から挿入し腸内部を観察する検査で、大腸がんを発見できる唯一の検査とも言えます。
「大腸カメラ」ときくと「怖そう…」「痛そう…」などネガティブな印象を持たれる方が多いかと思われますが、当院では検査時に鎮静剤を用いることで、限りなく苦痛を軽減することができます。
実際に当院で大腸カメラ検査を受けた患者様からは「眠っている間に検査を終えることができた」というお声をいただいております。
当院の大腸カメラ検査については下記よりご確認いただけます。
大腸カメラ検査を受けるなら当院へ
当院は内視鏡検査専門の医療機関です。患者様に対して、少しでも快適に検査を受けていただけるような工夫を様々に行っております。ご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。