皆様、新年あけましておめでとうございます。 2025年が皆様にとって健康で幸多き一年となりますよう、心より願っております。
 
昨年中は多くの患者様と職員の皆様、ご家族の皆様に支えられ無事に一年を過ごすことができました。
 
2025年の抱負として、まずは「予防医療の強化」をしっかり確認していきましょう。 健康診断や定期的な検査を受けることが重要であることはいうまでもありません。早期発見・早期治療の体制をさらに強化していきます。特に、内視鏡検査は各種疾患の早期発見に有効な手段であり、今後さらに多くの患者様に受診していただけるよう、検査の負担軽減や、枠の増加を行い、安心して生活いただける環境を整えてまいります。
 
二つの目は「法人化による医療環境の維持」です。医学が進歩する間、患者様の不安や疑問は多様化しています。そして、一朝一夕で各種疾患や症状は治りません。
私は、医療の中で患者様が感じる不安及び症状を軽減し、医療を維持していくことも大事と考えております。継続は力なりですね。
 
三つ目は「医療提供方法の多様化」です。診療所は薬を出すだけという時代は終わっております。現在は内視鏡検査に加えて、レントゲン、腹部エコー、血管年齢を含めた動脈硬化検査、さらには歩行など含めて移動が困難となった方への訪問診療導入などを考えております。 当院のビジョンであるホッとする人生を皆様とともに歩み続けるという視点での医療提供方法の多様化は必須と考えております。
 
少し長くなりましたが、2025年も、皆様にとって安心して信頼できる医療を提供できるよう精進いたします。
どうぞ今年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます
 
とし内科院長 田中稔之